第壱話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
窓をノックする音がして振り返った
「じゃあ、気をつけて行くんだぞ。風魔殿によろしく」
「あ、ハイわかりまし…」
「ん?」
「って何残ろうとしてんですか!!」
零は窓越しにその光景を見ていただけ
壬晴が雲平先生に何かを言うと泡を吹いて倒れた
それを運んで椅子に座らせた
「俺はこっちに座るから」
クンと服を引かれ、振り向くと
「ここ」
「雲平先生が座ってるでしょ」
「虹一、雲平先生向こうの席に移動させよ」
「あ、うん」
雲平先生の移動が終わった
「零…」
「其処までしなくても良いんだけど…俺が向こうに座ってれば済むんだから」
「座って」
壬晴に言われ腰を下ろした
「じゃ風魔の里にレッツゴー」
零は瞼を下ろし、睡魔に呑まれた
徐々に傾いていく体…
頭が壬晴の肩に置かれた
壬晴は内心黒い笑いをこぼしていたとか…
寝ている顔さえも美しい
人の視線を集めている
<新横浜新横浜です。お降りの際はお忘れ物のないよう御注意ください>
「零、起きて」
その声に意識が浮上する
.