第1刀
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そして小さく呟いた
「ごめんなさい」
赤くなった頬にキスを落とし、タオルを乗せた
そして、自分のベッドに座り、後ろに倒れ込みながら誰にも聞こえない声音で紡いだ
「誰か私を…助けて」
涙で視界が歪んでいき、次々と涙がこぼれていく
拭うことはせず、瞼を閉じるとそのまま闇
に呑まれていった
月日で涙がキラキラと光っていた
外が騒がしく、人の足音や大声に意識が浮上していく
「あぁ…彼奴等を探してんのか。一回まいた種は自分で摘むしか無いな」
腰に長刀をさし、銃を握り部屋を出た
銃は弾切れがある為、刀で次々と殺していく…
「どれだけ…居るんだよ」
肩で息をしながら斬っていく
周りは赤に染まっていく
血の海
その血の臭いに気持ちが悪くなる
(吐きそう…)
フラフラとした足取りでその場から離れ、刀についた血を振り払った
それを鞘におさめ、その場を去ったが又新たな敵が現れた
「めんどい。さっさと終わらそうか」
鞘から刀を抜くと、目で捕らえられぬ速さで周りに居た敵を斬った
血飛沫を服に浴び、顔の所々にもまだ生暖かい血がついたのに顔をしかめ、服の袖で拭った
(帰ろう)
藍は自分の住まいに戻っていくと、自分の部屋に背の高い人影が目に映った
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