第5刀
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それに頭を縦に振った藍に満足そうに薄く笑みを向けた雲雀
「無理矢理聞いたりはしないから安心してね」
「…うん」
(本当に優しいな…普通は聞き出そうとするのに。此処がイタリアじゃないって云うのもあるけど、此の人が根から優しいんだよね・・・9代目以外の優しさに触れたのは何年ぶりだろう…)
思わず頬が緩む
それに雲雀は腰を屈め、同じ目線になった
「大丈夫だよ」
それに泣きそうになった
目線まで合わせてくれて、しかも“大丈夫?”と声をかけられたら・・・
今まで必死に背負ってきたモノの重さに耐えきれなくなってしまう
(甘えては駄目…そういう世界で生きているのだから)
そう思い涙をこらえた
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