第1刀
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骸は話を切り出した
「あなたは何歳なのですか?僕等と変わらない様に見えるのですが」
「同じくらいだと思うよ。多分ね…さっさと食べて寝なよ」
額にキスを落とし、笑みを浮かべた
その笑みは悲しみが入り交じっていたのを骸は見逃さなかった
骸は藍の頬に触れ、指の腹でそっと撫でた
「無理して笑わないで下さい」
その手を払いのけ、距離をとった
だが、それを追い掛ける様に骸は椅子を立ち上がり手を掴んだ
離せ!私の世界に入ってくるな!」
パンッ
その音が耳や頭を支配していく
「つっ…ごめん」
下を向き、目を伏せながら骸に謝罪した
「嫌、良いんですよ。すみません」
叩かれた頬が赤くなるのを藍は申し訳なさそうに見た
「犬も千種も座って下さい。今回の事は僕が悪いんですから」
その言葉に2人は座り、食べ始めた
そんな三人の様子を気まずそうに見ていた藍…
犬を除く2人は風呂に入り就寝した
藍は見張りの為、窓に寄りかかりながら月日で照らされる骸の頬を見た
窓から離れ、タオルを濡らし骸の頬に宛てた
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