第5刀
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下には血が落ちていく
抑えても赤い斑点が地面にできる
何分ぐらい歩いたのか…
とうとう藍は壁に寄りかかり腰をおろした
「血、とまんない」
静かな道にその言葉が響いた
(誰も来ないと良いな)
この期待は一瞬にして壊されることになる
靴の音が近付いてくるのだ
(ついてない・・・でも動けないし。意識ヤバい)
目の前が霞んできた藍
靴音は一向にやまない
(場合によっては殺さないと)
肩を抑えながら息をしているのがとても痛々しい…
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