第3刀
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藍は道を歩いていた
左手のハンカチを見ながら…
(血、しみてるけど、とれるかな・・・雲雀さん優しいな)
雲雀のことを考えていた様だ
良かったね、雲雀
だが、そんなことを知らない雲雀は溜息ばかりを吐いていた
マンションの中に入ると管理人が震えながら頭をを下げてくる
それに軽く会釈をしてエレベーターに乗り壁にもたれた
(何で怯えてるんだろう…私何もしてないよね?)
ハァーと深い溜息を吐きながらエレベーターを降りた
その時タイミングが良いのか悪いのか携帯が震えだした
「はい」
『依頼の資料を送っておいた。見たか?』
「今、外。見てない。いくら」
『10憶は出す。前金として…成功したら片手は出そう』
片手とは、5憶を示す
「見てから決める。ほぼOKと思ってくれていい。内容を確認したいからまだだ」
『わかった。良い返事を待ってるよ。蒼空』
ピッと電話を切り、部屋の中に入りパソコンを置きコードをさした
起動するまでに時間はそんなにかからなかった
カチッ、カチッとクリック音がして、画面を見ると人の写真が何枚か貼ってあり字が並んでいる
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