第1刀
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笑うのを止め、口を開いた
「今まで世話になったからな。恩返しみたいなモノだよ」
電話越しにも分かるくらい気持ちが篭もっていた
「明後日にはイタリアを発つから」
電話の向こうから微かな笑い声が聞こえた
『蒼空ならそういうと思って飛行機はとってあるから』
「有難うね、色々と」
『リボーンも後々行ってもらうから仲良く頼むね』
「はいはい。じゃね9代目」
ピッと携帯を切り服を着替えた
最後の仕事を終わらせようと思い、武器を装備した
徐々に襲ってくる眠気に耐えきれずベッドに倒れ込み眠りについてしまった。
目が覚めたのは夜になってから…
「ん?今は23時…うわっ!どうしよう。寝過ぎた」
ベッドから飛び起き、窓から外へ移動し綺麗に着地をした
そして、風のように走り出すその姿は目でとらえる事が出来ない。
黒い髪を靡かせながら走り続けている
ピタッと走るのを止め、物陰に隠れた
(セーフ…間に合った。さっさと帰って発つ準備しないと)
ふぅーと息を吐き出し、懐にある銃を出した
遠い位置にターゲットが立っているが、狙いを定めて…
撃った!
ズガンッとその場に静かに響き、ターゲットが倒れるのを見届けその場を離れようとしたら
「おい。そっちいったぞ!!」
最初は自分の事だと思っていたみたいだ…
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