第1刀
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目を開ければ、周りは血の海
その上に転がる様に死体が倒れている…
それを冷たい視線で見て、その場から姿を消した
携帯をポケットから出して通話ボタンを押した
『もう終わったのか。早いな』
「後片付け」
『分かっている。もう部下を向かわせた。金はそいつから「嫌だ!振り込めよ‥じゃな」』
一方的に電話を切り、闇に紛れて消えていった。
依頼主が溜息を吐いていた事を知らない‥
「何であれで強いのか不思議なものだ。殺し屋最強でボンゴレ9代目に溺愛されている蒼空か…」
その呟きは誰も知らない話。
蒼空とは先程の電話の相手の少女である。
仕事の依頼者達は蒼空を見たことが無い
接触する機会が無いし、作らない為だ
今、蒼空はベッドの中で就寝している
明朝大変な事が起こるとは知らずにスヤスヤと眠りに就いて‥
そして、朝が来た。
習慣付いた事
パソコンを開く
そう、ここまではいつも通り…
マウスでクリックし、無機質な音がしたその瞬間…
「なんだこれ!クソがッ」
目が完璧に覚め、携帯で電話をかけた
『はい』
「おい、これどういう意味?何故私が日本に行かなければならない。説明しろ9代目」
そう、電話の相手はボンゴレ9代目だったのだ
『それはね、私からの依頼だよ。日本に行って綱吉君のファミリーを見守って‥出来れば支えてあげて欲しいんだよ』
「へぇ、10代目をきめたんだな…分かった。金はいらない、初めて9代目からの依頼だからな」
『有難う、蒼空…』
(有難うは私の台詞だよ)
小さく微笑みながら電話の向こうで笑っていそうな9代目の顔を想像していた
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