第6刀
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結晶になるのはこの世に心残りがあるから
色が濃ければ濃いほど…
心残りがあるのだ
両手でそれを握り歩き始めた
書斎へと…
中に入り指紋認証をした
そうすると、音がして横にある棚が開いた
中に入ると、沢山の機械が設置されていたのだ
あの日の日時に録画されていたのを巻き戻し、再生させた
音量をあげ、両親の小さな呟きを聞き取る
「守って…あげ…られた…かしら」
「まもれた…はずだ」
「そう…ね。つかれた…から…眠り…ましょ?」
「あぁ…。愛して…る」
「私も…」
「「澪の…ことも」」
そして息絶えた両親
それを見て涙が止まらない
一つの感情が戻った瞬間だ
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