Act.1
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スゥーッと目を細め、リョーマを見た
とても優しい瞳で
リョーマの傍に行き、抱き締めた
「気付いてくれて有難う。リョーマ大好き」
「!! ///本気でやってよ」
「うん」
満面の笑みを浮かべたのは、何年ぶりだろうか
それぐらい、いつも嘘の笑顔
もう偽りの笑顔は必要ない
「本当に有難う」
「試合やるよ、紫葵」
「あぁ!!!」
コートに入りラケットを見た
左で握っていたグリップ
ラケットを右に持ち替え、ボールを握り締めた
あぁ、久し振りの感覚
何年も前からラケットを握ることがなかった右手
ギュッと力一杯握り、顔を上げた
「改めて宜しく」
「うん」
ボールを宙に投げ、それだけを見た
そしてリョーマは左でラケットを持っているのを確認したようだ
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