Act.1
夢小説設定
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嫌、違う
実は右利き
それに気づいている人はいないだろう
左であれだけ綺麗なフォームとコントロール
疑う者はいない
(気付ク奴ハ居ルカナ?楽シマセテクレヨ?)
そう思い、空を見上げた
「今日は天気が良い」
目を細め、太陽を捉えた
手には力が入り、グリップの音が耳に入る
「誰でも良いから試合したい」
「何つぶやいてんの」
「んー、何でもない」
笑って誤魔化しリョーマの頭を撫でた
その手を払われ、リョーマを見ると若干怒っている
「子供扱いしないでくれない」
「してないから安心しろ、大丈夫」
「それが子供扱いなんだよ」
「え、そうなのか…」
リョーマはラケットを持ち、去っていった
(あらら…あのくらいが楽しいけど)
心中でそう思い、後を追った
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