Act.1
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教室に禍々しい空気が立ち込めたが、気付く者はあまりにも少なかった
スタスタとテニスコートに向かう
予め、竜崎先生に電話をしておいたのでコート内に着替えて入った
一人帽子を被ってウォーミングアップをしている小さな男の子が目に入る
(興味あり…彼はどんな風に俺を楽しませてくれる?)
クスッと笑い近づいて行った
「ねぇ、テニス好き?」
目で誰?と訴えてくる
「今日此処に転入してきた鏡音紫葵。宜しく」
「ふーん、越前リョーマ」
「宜しくリョーマ。君に興味沸いちゃった」
優しく微笑し、頭を撫でた
その時だ
高く飛びすぎたボールが飛んできた
紫葵は素早くそれに気づき、後ろを振り向いた
ラケットを握り、ボールを見てラインギリギリに打ち返した
二年の奴等は目を丸くしている
「気をつけて打ってくださいよ」
リョーマもラケットを握っていたが、紫葵の行動の速さとフォームの綺麗さに目を奪われていた
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