第11話
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覗き込まれたので、ほんのり頬が赤みを帯びていた。
「腕出せ、腕!」
「は、はいッ!」
腕を出すと、ヒンヤリと冷たいタオルが手首に巻かれた。
熱をもった左手首にはとても気持ち良いだろう。
「大丈夫か?無理すんなよ。」
「大丈夫ですって!」
「本当は怖かったんだろ…無理すんなッ」
「気づかないフリしててよ!」
体が徐々に震え始めた。
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