第8話
夢小説設定
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その蹴られた男は飛んだ。
「俺、優しいかもな。手加減してるんだから」
一通り殴った後、奏太に向き直り傍に寄った。
「大丈夫だったか?後ろの女の子も」
奏太の背中にしがみついている。
涼は優しく頭を撫でてやった。
ゆっくりその女の子は顔を上げた。
「助けて頂き、有難うございます」
「君が無事なら構わないよ。で、奏太。何があった?」
「涼先輩が行った後、爆音に紛れて微かに女性の悲鳴が聞こえたんッスよ。その声の方に近付くと、女の子があの男に囲まれていたんッスよ。押さえつけられながら。それで、俺が行った訳です」
「だから、服が。彼奴等埋めとくか?」
「涼先輩が言うと洒落になりませんよ」
「マジで埋めといた方が今後良い方向に進むと思うんだけど」
ニコニコと黒いオーラを身にまといながら言った。
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