第7話
夢小説設定
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涼と奏太は体育館から出た。
体育館の裏庭まで行き、足を止めた。
「なぁ、奏太…急にバンドを止めて驚いたよな…言い訳かもしんねェ…でも、色々とあったんだ。音楽は今でも大好きだ。昔の過去のせいで俺は音楽を封印した。でも、そんな俺をちゃんと見てくれる奴もいた」
奏太はその話を黙って聞いた。
「それでな、久しぶりに心以外の前で歌っても弾いても良いかなって思えるようになった。今までは、前に進もうとせず過去のせいにして逃げていた…でも、今日。」
方向転換して奏太の方を見て言った。
「俺、もう一回バンドを組んで音楽をやろうと思ってる」
その言葉に奏太は瞳を輝かせた。
「ま、まじッスか?もう一回バンドをやってくれるんですか?」
「あぁ…そうだよ」
「…っしゃー!」
ガッツポーズをして飛び跳ねる奏太…
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