第5話
夢小説設定
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ソファーに座り、紅茶を飲んだ。
「新入生でテストを満点を取りこの学校に来ました。ずば抜けた頭の良さ…今回のテストを我が校で一番早かったのが会長でした。…ですが、水無月君がその記録を塗り替える早さで此処に来ました。あのテストは普通より遥かに難しく作ってあります。それをこの短時間で解くのは難しいんですよ」
淡々とゆったりとした口調で言った。
「あなたはどんな生活を送っていたんですか?」
涼は薄く悲しく、そして儚い笑顔を見せた。
「無理矢理聞いたりはしませんよ。人は聞かれたくない事の一つや二つありますから…誰にだってね」
「聞かれたくないわけじゃない…只、あまり知られたくない。俺の過去を…」
ガタッ
その暗い空気を会長の葵が破った。
「丸付け終わった」
机の上に丸付けが終わった解答用紙が置かれた。
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