第4話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
だが、それを予想していたかのような涼…
周りはビックリしているが、涼だけは眉一つ動かさずにその様子をみていただけだった。
「壁を殴ってイライラは消えたか?人を殴ってスッキリするか?」
「は?」
要は涼の瞳を見て驚いた。
その瞳には感情が無く何も映していなかったからだ。
「…大丈夫ですよ」
涼の後ろに心が立って居た。
「もう、壊れちゃ駄目ですよ?もうあなたを責める人はいないのだから。私が傍に居ます」
頭を撫でてやる心の瞳はとても穏やかだった。
「…分かってる。平気だから…頭撫でんな」
「分かりましたよ…」
そして、手を頭から離した。
「あんまり心配すんな。俺は大丈夫だから…多分」
不確かな答えに心は顔を歪ました。
.