第24話
夢小説設定
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息を呑んで涼に魅入った
心愛は隣で瞼を降ろし、聞き入る
「ギターと俺だけの声で申し訳ないんだけどね…大人になったらライブにおいで」
「すごーいっ!」
「次会う時はライブでね。もう、個人的に家に来る訳にもいかないから…今年だけ特別」
「もうきてくれないの?」
駄々を捏ねる萌に苦笑する
「俺は彼女に専念したいし、彼女との時間を大切にしたいんだよ…ごめんね」
「ファンよりも?」
「ファンも勿論大切だよ。俺等蓮華を支えてくれてるからね…でも、俺自身を昔から支えてくれていたのは彼女なんだよ。俺が音楽をやめても支え続け、背中を押してくれた人なんだ。だから俺個人からしたら、彼女が一番だよ」
優しい眼差しでそう語りかける涼
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