第24話
夢小説設定
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電話に出た心愛に優しく言う
「そのまま聞いてろ」
ピンポンパンポーン
「蓮華のボーカルの涼です。先に言っとくことがある…女は俺に近付くな、彼女を悲しませる気はない。俺の女目当てで近付いてくる男は明日の朝日見せてやらねェからな?俺の女を傷付けた奴は女だろうが容赦しねェ…ファンは大切だが、それ以上にいや、計り知れないぐらい彼女が大切だ。前のバンドの時に勘違いされたから言っとく。出待ちとかで目があったり、プレゼント受け取ったりするが、恋愛対象にはならない。あくまでもお前等はファンだ。もしかして私のこと…とか馬鹿な考え捨てろ。絶対に有り得ない。他の女なんて死んでもない。最初で最後の女は心愛だけだ。ってことで、女も男も俺に安易に近付くな…以上、蓮華のボーカル#涼でした」
放送を切り、電話を手にとる
「心愛、泣いてんのか?」
頭を撫でてやれないことに苛立ちを覚えた
「心愛、泣くなよ…嫌だったか?嫌だったなら謝る」
電話から聞こえるのはすすり泣く声だけ
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