第23話
夢小説設定
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振り返り抱き締めてやる
「辛そうな涼を行かせられません…」
「でも、行かなきゃなんねェ…」
それに頭を振る
「なら、私も行きます。帰ってこなかったらって考えるだけで…」
「毎年暴れるけどな…今はお前がいるから、ちゃんと帰ってくる」
「事故にあったり、しませんよね?」
「今日は徒歩だから、大丈夫だ」
「六時まで待ってます…でも、六時過ぎて帰ってこなかったら組の人を動かします」
「ハハッ、わかったよ…行ってくるな」
涼の背中を見送り、ソファーの上で祈りながら待つ心愛
涼は墓石の前に立った
その墓石に手を滑らせる
「母さん…来たよ…」
悲痛そうに口を開いた涼
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