第23話
夢小説設定
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顎を掴み、上を向かせる
「言ってくれ」
「っ…私の全ては涼だけのもの」
視線が交ざることはないが、涼は幸せそうに笑った
「だから、私の頭も心も涼だけ…」
「ありがとう…俺、今から行かないといけないんだ」
「昨日言ってた、大切な日?」
それに悲しく笑う涼
涼が今日仕事を自ら入れたのだ
少しでも悲しみを忘れるために
「来年、一緒にきてほしい…」
「いつでも行くよ?」
「行ってくる…」
涼の背中が辛そうで、心愛は抱き着いた
「心愛…?」
背中で泣く彼女に胸が痛んだ
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