第21話
夢小説設定
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走ってくる姿に笑みが溢れる
高い手すりにてこずっている心愛
「登れません…」
「だと思ったよ…」
涼がそれを飛び越え、姫抱きにした
直後響き渡る悲鳴
脚力だけで、その手すりを越えた涼
心愛を抱えたまま、マイクの前に立つ
「メンバーに仕組まれてたみてェだ…勝手に俺の女呼びやがった」
「感謝しろよ!」
雷の言葉を聞き流した涼
「俺の腕の中に居るのが心愛だ」
上を向いた心愛に口付ける涼
「職に就けたら、結婚してくれるか…?」
「はいっ」
「ったく、泣き虫だなー」
瞼に唇を寄せ、涙を拭う
「俺が結婚しても着いてきてくれるファンだけ、今拍手をくれ…」
客席の人は立ち上がり、拍手をしだした
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