第20話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
中庭に居た奴等は、組長の登場に驚きを隠せない
「瞬黒から御前等に話があるそうだ」
「瞬黒って…あの伝説のですか?」
「あぁ」
その言葉に皆の視線が涼に集まる
「警告?忠告?ま、どっちでもいいや。心愛に手出す奴は誰であろうと捻りつぶす…まぁ、組長の娘に手出すなんてバカな真似はしないと思うが例外が一人いたから一応な?で、頼みがある。心愛のこと見ててやってくれ。俺の大切な女だ…心愛を傷付けた奴には容赦するな」
「瞬黒、それだけか?」
「あぁ。そーだな…俺の頼みを聞いてくれるかわりに、御前等の頼みも聞いてやる。喧嘩は教えないけどな?」
そう言って笑う涼
「あの、質問なんですけど…何でそんなに強いんですか?」
「全てのイライラのはけ口にしていたんだ。意味もなく拳を奮って相手を傷付けた。一時期喧嘩が俺の支えだった。んで、いつの間にか強くなってた感じか?今じゃ、殆ど喧嘩しない。大切な奴守る時とか理由がないとな」
心愛の頭を撫でながらそう言う
「何か手に負えないことがあったら俺を呼べ。喧嘩なら加担してやる」
「そりゃ助かるな。俺の組最強になる」
芯の言葉に皆が頷いた
.