第19話
夢小説設定
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額をさする心愛
「心愛じゃなきゃ、駄目なんだよ。返事はいつでもいい」
踵を返し、マイクの前に立つ
「さて、蓮華の曲いくか。ついてこれる元気あるか?」
わーっと声が上がる
「新曲はまた今度な?」
マイクスタンドに手をあて、息を吐き出した
「じゃ、行くぜ!!」
ドラムとベース、ギターが入る
演奏の間、心愛を見て優しく微笑んだ
気付かれない程度に頬を赤くしていた心愛
「今日は、色々ありがとう。また急に来たりしちまうからそん時は優しく受け入れてくれるとうれしい。心、いじめるなよなー。あ、渡さないから宜しく!!じゃ、またな。蓮華でした」
照明が落ち、楽屋に向かって歩いていく蓮華
「涼、いきなりあんなこと言うからまじで俺等びびったぜ?」
「これから忙しくなるから、歌わせてやる時間なくなっちまうし…俺の気持ち伝えときたかったんだ…それにデビューするまでこの気持ちは言わないつもりでいたから、やっと伝えられた」
「でも、まさか心さんが女なんて気付かなかったッス」
奏太の声は今も尚驚きを隠せないと物語っていた
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