第19話
夢小説設定
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その歌声に、ギターの音に息をのみ、その世界にのまれた
ギターを弾きながら、隣に立ってやる涼
「やりゃーできんじゃん。」
その言葉に微笑む心
一通り歌い終わり、心の頭を撫でてやる
「涼君…」
「もう、いいじゃねェか。歌えよ…もう、素の御前で歌え…」
心の手を引き、腕の中に収めた
「でも、私は…ッ」
「俺がついてる。それじゃ、不満か?」
それに首を振る心
「なら、歌え。歌が好きなんだろ?俺が心には歌っててほしいんだ」
「歌ったら、涼君は離れていきませんか?私を捨てませんか…?」
「ばかか!!」
心を離し、目を見る
「俺は、御前の歌が好きなんだ。俺を救ってくれたのは心だ。今度は俺が救ってやる。俺の傍にいろ」
涙を流し、笑った心
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