第18話
夢小説設定
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その父親らしいその瞳をまっすぐに見つめた
「母さんが死ぬっていうのは、わかっていたんだ」
その事実に目を見開いた
「でも、どうしても納得できなかった私は涼のせいにしてしまった…」
瞼を伏せて、下を向いた
「親として最低な行動をとったんだ」
「父さん…」
「そんな私をまだ父さんと呼ぶのかい?」
「もう、俺には父さんしか家族がいないんだ…母さんの寿命を縮めたことには変わりはないから」
「…今まで逃げていたのは私だ。お金だけ振り込んで距離を取った。その距離を今から、埋めてもいいかい?」
顔を上げ、不安げな表情で見つめた
「父さん、いやだよ」
「そうか…虫がよすぎるか…」
「違う!!話は最後まで聞いてくれ。父さん、一緒に暮らしてくれませんか?」
それに、涙を流し笑った
「ありがとう、涼…ありがとう」
それに涼は笑いながら見つめていた
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