第17話
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そんな涼を見て苛立ちが隠せない奴等
そんな様子を横目に捉えて、微笑した
まるで楽しんでいるかのように
否
楽しんでいるのだ
2校時目の授業が始まると、涼は立ち上がり教室を出て行った
屋上に行き、フェンスに寄りかかって瞼を閉じた
眠るわけではない
ただ瞼を閉じているだけ…
神経を張り詰めながら
人が近付くと瞼を勢い良く開け、屋上の扉を睨んだ
人の気配が遠ざかると、瞼を閉じるという作業の繰り返し
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