第15話
夢小説設定
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顔の前に手を翳すと意識を取り戻したようだ
だが、ぼーっとしていたと思われんのが嫌だったらしく顔を背けた
「で、どうだった?」
「…文句無い。認めたくないけど、上手い」
「認めたくないってどういう意味だよ…で、入ってくれるんだよな?」
「あぁ!入る。こんなの見せられて聞かせられて入らない訳無いだろ」
「担当はドラムな。これで揃った…人数が。俺はこのメンバーならやっていけると思って揃えた…音楽を楽しむ俺等だからこそ、奏でられる音がある。音楽を違う事に使う奴に俺等は負けない。自分を信じ、仲間を信じて進もう。本当に音楽を好きな人が気付いてくれる音を奏でよう…以上だ」
そう言ってニッと笑った
「涼。何でドラムやりながら歌歌えんだよ」
「何も考えずに流れるままにやってるだけ。意識したって良い音叩けないだろ?」
「その発言がうぜえ」
雷は涼を睨みながら吐き捨てるように言い放った
「バンドに入ってくれてサンキュー」
去り際に肩に手を置きそう言った
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