テニスの神
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周りはその言葉に騒ぎ出す
「わざと回すために負けるのか?」
手塚はフェンス越しに問う
「わざと負けるのか?」
「不二先輩の気持ちの整理の為にね」
「雪は負けても良いのか?」
「んー?どーでも良いです。俺も観月は好ましくない。プライドを壊してくれるならそれで構わない」
そう言って視線を観月にうつした
「どーでもいい相手にラケットを振るのも面倒ですから。ただ、最初の3ゲームはやらさせていただきます」
妖艶にクスッと笑った
雪からボールが始まった
利き腕で持っていない時点でかなりの手加減をしていることになる
ボールを打ち返せるように打ったがそれさえも拾えない
1ゲームはサーブだけで終わってしまった
ボールが来た瞬間、雪の口元は歪んだ
ボールはラインに入り、そのままベンチに座っている観月に当たった
皆が皆、それに驚き固まった
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