第11夜
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咲から貰ったネックレスをした神田…
待っていてくれた元帥達に頭を軽く下げた。
神田達はまた歩き始めた。
神田の胸元では銀の十字架のネックレスが光っていた。
そのネックレスは、昔から咲がつけていたものだった。
咲は中国に猛スピードで飛んで行った。
(アレン…左腕を失ったのか…ティキ・ミック…殺してやる)
殺気…嫌憎悪が瞳に表れていた。
今の咲を見た者は恐らく動けないだろう。
体が震え、冷や汗も流れる事が予想される…
「着いた」
岩が重なりあっている建物のような場所
上の方から水が流れてきている。
下には水がたまっていた。
その水に触れるか触れないかという位置に立ちながら、翼を羽ばたかせていた。
「すいません。本部から来た咲と云います。中に入れてはいただけないでしょうか?」
咲の目の前に女の子が現れた。
「本当に本部の人間かよ?」
「あぁ。コムイから連絡が入ってるはずだぜ?」
「着いて来いよ」
納得してくれたみたいだった。
「名前は何ていうんだ?」
「フォーだ」
「フォー、か。アレンは今どうしてる?」
「イノセンスの発動やっている」
「じゃ、アレンの所に連れて行ってはくれないか?」
「構わねェよ」
フォーの後をついていった。
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