第11夜
夢小説設定
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そして、次の日の朝
職員室に向かった。
「すいません。俺今日で学校辞めます」
「皆には言うか?」
「何も言わずに行きます」
「皆悲しむぞ?」
「俺は、ある人との約束で泣かない事にしているんです。だから、そういうお別れとかっていうのは結構辛いから…」
「そうか、」
「じゃ、教室に戻ります」
頭を下げ、教室に向かった。
そして、あっという間に放課後…
「これでサヨナラか」
少し悲しい顔になった自分の顔を手で叩き、学校を後にした。
(ライド…いつでも良いぞ)
[了解…]
体ごと移動した。
そして、団服に着替えた。
(サンキューな…)
街を歩き始めた。
[あぁ。こっちでは六時間ぐらいしか経っていないからな。咲の名前が消えたら言う]
(有難う…)
そして、宿に泊まりご飯を食べた。
顔は見られない様にフードを深く被り、団服を脱ぎ違う服に着替えていた為、見つかる確率は低いだろう。
(ノアから逃れる事が出きるか…)
少し不安になりながらも、睡眠をとった。
これから、何があるか分からないから…
だが、安眠は出来ない。
何時、敵が襲ってくるか分からないから
咲は眠りながら、涙を流していた。
皆の事を思っているから…
その涙をライドが拭いてあげた。
[バーカ。泣いてんじゃねーよ]
そして、咲が少しでも安心して寝られるように見張っていた。
咲が目を覚ますまでの間だが…
外からの日差しによって目を覚ました。
ライドの姿はもう無かった。
咲は自分の頬に触れた。
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