第10夜
夢小説設定
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「俺が死んで会えないかもしれない。だけど、生きていたら来るから…必ず。会いにくる。待っていてくれるか?」
「あぁ。待ってる。咲だけを…だから、必ず生きて帰ってこい」
「あぁ!有難う。5日以内には行く。何も言わずに、前みたいに泣きたくないしな…」
「そうか…分かった」
「それに、彼奴との約束だからな…」
「…」
「俺の仕事は無いのか?明日からは戻って来ないから…」
「今の所何もない…」
「そ…っか、」
腕をほどき、冬獅郎の額に唇を寄せた。
顔を真っ赤に染めた冬獅郎に笑顔を作り、部屋を出た。
(これで良いんだ…よな?)
瞼を手で覆い壁に寄りかかった。
息を深く吐き出し、廊下を歩き始めた。
部屋を出てからずっと歩いている…
靴の音だけが響いている。
そして、部屋の中に入った。
(冬獅郎…ごめんな)
ベッドに顔を埋めた。
涙を流さないように上を向いた。
「皆…ごめんな?また来るから…」
そして、部屋を出た。
現世に行き、一護とルキアが居る家に向かった。
インターホンを押した。
「夜分遅くにすいません。」
そう言うと中から一護の親がでできた。
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