第10夜
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会って間もないルキアだが、相当心配していたんだろう。
泣きたくなる気持ちを抑えた。
「水色!パン2つと飲み物宜しく」
「はいはい…」
「美味いのお願いな」
手を振って見送った。
椅子に座って、外を眺めた。
「必ず戻って一緒に戦うから…待ってて」
空を見て水色を待っていたが…
「咲夜さん…一組の子が呼んでるよ」
教室の扉まで歩いて行くと、女の子がいた。
「俺に用があるんだって?」
「はいっ///えっと、突然で悪いんですけど好きです。付き合って下さい」
「ごめんな?」
「…好きな人が居るんですか?」
「大切な人は沢山いる…」
「分かりました…」
それだけ言うと走り去っていった。
席に戻り、椅子に座った。
それから直ぐ、水色が袋を手に持ち歩いてきた。
「はい」
「サンキュー…」
その袋を受け取り、屋上に向かった。
屋上の扉を開けるとルキアと一護の姿…
「一緒に飯食っても良いか?」
「構わない」
袋からパンを出して口に運んだ。
「教科書を貸して欲しいんだが、平気か?」
「仕方ねぇーな。貸してやるよ」
「助かるよ…今日貸してくれ」
「分かった」
「サンキューな」
お礼を言い、パンを食べた。
パンも食べ終わった咲
屋上のコンクリートの上に仰向けに寝転がった。
「ふー」
手で顔を覆い、溜め息を零した。
「何か悩み事か?」
「まぁーな」
それだけ言い、起き上がり屋上を後にした。
それから、二週間がたった。
テスト期間に入った…
ペンを動かす音だけが響く4日間…
テスト期間中も、虚と戦う…
そんな4日間を過ごした死神達
教室を出て行く咲に視線を送る人物が居た。
それは…
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