第10夜
夢小説設定
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「…エクソシストであり、死神、そして世界の鍵…神の愛娘。俺は何なんだろうな…自分が分からない」
空を仰ぎ見た。
「聞いて悪かった」
「別に…平気だ。戻ろうぜ」
魂も体に戻った。
「次の授業って何だ」
「体育…ヤベェー!あの教員うぜぇーんだよ」
目の前をもの凄い勢いで走って行く一護
「待て!一護…チッ」
(エクソシストを長年やってきた俺をなめんなよ!)
走るとあっという間に一護に追いついた。
それからは、学校まで競争するかのように走って行く。
「「ハァハァ。着いた」」
肩で息をしている2人…
教室に走って行く…
「体操服ねぇー」
「貸してやろうか?」
「お願いします。貸して下さい。一護様」
「ほら」
「サンキュー!」
「にしても、テスト間近に転校してくるなんてある意味すげぇーな」
「テスト間近って…」
「後一週間だ」
「ヤベェー!」
「早くしろ…置いてくぞ」
「待て待て」
教室を出て行った一護の後を猛スピードで追った。
(何でこんな大変なんだよ!テストまで一週間…)
無我夢中で走った。
「一護…場所分かんのか?」
「グラウンドだ」
「それって、窓から飛び降りた方が早いんじゃねェか?」
「あっ、」
「一護のバカ!」
窓に手をかけ、飛び降りた。
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