第8夜
夢小説設定
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ふぅーと溜め息を零した伯爵…
「あなたは世界の鍵なんですヨ。こちら側にいてもらわないと困るんでス」
伯爵の体から発する殺気に流石の咲も手が震えた。
弱いと思われたくない咲は震えるのを堪えた。
「世界の鍵、異世界から来た人間…ここまで知ってるんだったら何故手を出してこなかった?」
「あなたの力が強すぎて出せなかったんですヨ…」
「俺そんなに強いんだ」
「そうでス」
「力が強いとか弱いとかじゃなく、俺が要求してんのは一つ…ラビ達の所に帰せ。それだけだ」
「出来ませんヨ」
「…ハァ…つか、空気重い。」
「あなたが空気重くしてるんですヨ」
「わりぃーわりぃー」
軽く謝った咲
「明るい話しに切り替えましょうカ」
「デビットだっけか?」
「あ、あぁ///」
「可愛いな。お前…格好いいまではいかねェけど…アレンを見習ってもう少し…無理だよな…ハァー」
腕を組ながら、喋り始めた。
「うーん…ま、可愛いからいっか!」
「男に可愛いって言ってんじゃねェ!」
「ますますアレンに似てる…あー会いてー、んで思いっきり抱き締める!」
「おーい…戻ってこい」
「さっきとまるっきりテンション違うね」
「これも俺の取り柄」
「でも、笑顔は見せてくれないんだな」
「何?俺の悩殺スマイルが見たいわけ」
「それを自分でいうか!ヒヒッ!」
「どっちだよ、見たいのか見たくないのか」
「「「「見たい」」」」
全員一致…
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