第8夜
夢小説設定
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建物も共に壊したラビは笑っていた。
「あは。ダイジョウブダイジョウブ。コムイが弁償してくれっさ!」
「ラビ…コムイが泣いてんの知らないだろ?ラビが来てからお金の請求額が増えてるって…少しは考えて槌使え」
「とにかく場所変え…」
「動くな!!」
「あの子達です黒服の子供!人を殺したんです!!」
「キサマら!動くなよ。連行する来い!」
「あ、いや僕達は…」
「手、離せよ…」
殺気を出しながら銃を構えている咲
「や、やめなさい何を…!!」
「お前はアクマだ…」
そう言った瞬間体が銃になった。
ラビの槌で銃弾を防いだ朔は、槌の回転に合わせて銃を連発した。
そして、そのアクマは破壊された。
「また新手!コイツらオレらとドンパチしに来たみてェだな」
三人は場所を変えた。
「しっかし反応遅いぞアレン。アクマの姿になってから戦闘態勢に入ってたら死ぬぞ?」
「ごめん…ラビはどうしてわかったの?」
「わかんじゃねェよ。全部疑ってんだ。自分に近づく奴は全部ずっと疑ってる。昨日会った人間が今日はアクマかもしれない。オレらはそういうのと戦争してんだから。お前だってそんなことわかってんだろアレン。オレらはサ圧倒的に不利なんだよ。便利な眼を持ってるお前と違ってさ。アクマは人間の中にまぎれちまう。オレや他のエクソシストにとって人間は伯爵の見方に見えちまうんだなぁ」
アクマとは全く違う視線を感じとった咲はその方向に移動した。
ラビとアレンがアクマと戦っているのを背に…
視線の方向に近づいて行った。
「誰だ?」
その瞬間拍手の音…
「視線に気づくなんて凄いな」
建物の影から人が出てきた。
「誰だって聞いてんだよ」
殺気混じりの声に流石に目を丸くした。
黒の帽子を取ると天パの髪が露になった。
「ティキ・ミック郷だ。宜しく…神桜咲…」
その言葉に目を見開いた。
「何で名前…」
「世界の鍵…異世界の人間だってこともな…とりあえず、一緒に来てもらうぜ」
「断る!」
「ハァー。それは困るんだよな、俺の仕事だからさ(妖笑)」
「傍に寄るな…」
「あんまり女性には乱暴したくねェんだけどさ…」
拳を固め、咲の腹に入れた。
「つっ…てめ…覚えてろ…よ」
そして意識を手放し、ティキの腕にもたれた。
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