第7夜
夢小説設定
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全ての雑魚を片付け三人で行動を共にしていたある日、スノーにコムイから連絡が入った。
「コムイ…どうした」
‘三人とも直ぐにベルリーニに来て欲しいんだ’
「分かった。直ぐ行く」
電話を切り、ブックマンと向き合った。
「コムイからでベルリーニに来て欲しいそうです」
「直ぐに向かおう」
「はい」
汽車に乗り込み、約一日…
「着きましたね」
汽車を降りると探索部隊の人が立っていた。
「着いて来て下さい」
大人しく探索部隊の人のあとを着いていくと目の前には病院があった。
「こちらの部屋に室長がいます。」
「有難う」
礼を言い、部屋の中に入っていった。
「コムイ…3ヶ月振り。急にどうした」
「リナリーとアレンくんが大怪我をしてね…リナリーは神経のダメージでね…ブックマンの針の治療とノアの一族の事を聞きたくて呼んだんだよ」
「アレンが怪我!」
「今からアレンくんを修理に行くから一緒に行こうか」
「あぁ…」
アレンが居る部屋にヘルメットとドリルを運んでいるコムイ…
腕捲りをして修理の準備に取り掛かっている。
「大変なことになったね、ラビ誰も入って来ないように見張っててよ」
「ヘーイ」
アレンの瞼がゆっくり開いた。
「あれ?や、目が覚めちゃったかい?」
起きたばかりで、ドリルを構えているコムイを見てさぞビックリしたことか…
「コムイさん!?え?ここどこ!?」
「ここ?病院だよ。街の外で待機していた探索部隊から街が正常化したとの連絡を受けたんだ。任務遂行ご苦労だったね」
ゆっくり上半身を起こした。
「街が…!?」
「ミス・ミランダもさっきまでここにいたんだけどスレ違っちゃったね」
「てか、コムイさんは何でここに…」
「もちろんアレンくんを修理しに」
「…マジで?」
「実はね、これから君達には本部に戻らずこのまま長期任務についてもらわなきゃならなくなったんだよ。詳しい話はリナリーが目覚めた時一緒にする」
「!リナリーはまだ目覚めて…!?」
「神経へのダメージだからね…でも」
「大丈夫っしょー今ウチのジジイが診てっからすぐもとに戻るよ」
「!?」
「ラビっす、ハジメマシテ」
「…はじめまして」
ラビのマフラーが締まり、うめき声が響いた。
「いい加減にしろ!」
胸倉を掴み、見事な一本背おいをした。
「アレンー」
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