第6夜
夢小説設定
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「あーもう。二人とも何してんだよ!アレンも止めに入ったのに喧嘩しない。ユウ…命に代わりなんて存在しない…ユウだってそのくらい分かってんだろ?優しさが此処まで空回りしちゃダメだぜ?それに、皆此処が何処か考えてやった事か?此処は皆が食事をする場所で追悼する場所じゃない…ジェリーさんだって皆が頑張れるように一生懸命料理を作ってる。これから任務に行く奴だって居るだろ?そしたら、皆が追悼してたら任務に支障が出るんじゃないのか?追悼するなとは言わない…場所を考えろ…俺達エクソシストの為に必死にサポートしてくれてるのは本当に助かるよ…でも、命懸けなのはエクソシストも一緒だ…俺が言えるのは此処まで…後は自分で考えろ。はい!解散」
手をパンと合わせ、解散させた。
(空気が重くない…咲は凄いです)
「あ、いたいた!神田!アレン!10分でメシ食って司令室に来てくれ…任務だ」
「リーバー班長!俺は?」
「何も言われてない…」
「コムイ…俺に任務行かせない気だな…リーバー班長!俺も後で司令室に行くからな」
「わかった」
リーバー班長は歩いて行った。
「コムイ…覚えてろよ!」
闘志を燃やしている咲
その後ろでは、黙々と食べているアレン…
そんなアレンを見た咲は…
「アレン可愛すぎ」
そして、抱き付いた。
神田は眉間に皺を寄せた。
「アレン♪後八分だよ!」
「むほ?」
次々に口の中に入れてお皿を空にしていく。
「ゴホッ」
「はい、水」
「ありがとうございます」
コップを空にした。
「あ。アリスちゃん」
「咲さん…」
アリスの元に走って行った。
「昨日ぶり。元気してた?」
「あ、はい…///」
「そっか!良かった」
咲の周りには徐々に人が集まっていく。
「咲様!生きていたんですね」
「心配しましたー」
「生きてて良かった…(泣)」
「あー泣くなよ?な!」
頭に手を乗せた。
「はい///」
「皆…ただいま」
「おかえりなさい」
「ん。(笑)」
久しぶりの笑顔を見て倒れていく奴もいたとか…
「じゃ、またな。任務の時は気を付けろよ。危険と隣合わせなんだから。俺と一緒だったら守ってやれるんだけどな(苦笑)」
「その気持ちだけで十分です」
「絶対死ぬなよ。約束だ」
「はい!!」
「じゃ、またな」
手を振り、団服を翻してアレンの所に行った。
「一応食べ終わったみたいだな。じゃ、行こうぜ」
口をモグモグさせながら頷いたアレン。
「本当…可愛いな」
口を開けられないアレンは手を横に振っただけだった。
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