第6夜
夢小説設定
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「ごめんな…迷惑掛けて」
振り返って言うと、顔を赤くした。
「あ、咲って言うんだ…宜しく」
左手を差し出した。
「アレン・ウォーカーって言います。宜しくお願いします」
左手を出すのに時間が掛かっている。
「あの、僕の左手は気持ち悪いんで右手の方が…」
「アクマを破壊してきたその左手は綺麗だよ?人を救ってきたんだから…」
アレンの左手を両手で握り締めた。
「あ、有難う…ございます…」
アレンは笑顔で礼を言った。
「あ、アレン可愛すぎ!」
ガバッと抱きつき、頬に唇を寄せた。
「///咲さん?」
「咲で良いよ!」
「咲!何やってんだよ!」
〔あ゛あ゛あ゛あ゛ー〕
「うるせぇーな!俺は可愛い奴が好きなんだよ!お前等みたいに五月蝿い奴は嫌いだ」
その言葉一つで叫んだ人の心に幾つもの矢が刺さったのだろうか…
「ベーっだ!」
アレンは手で頬を押さえていた。
顔を真っ赤に染めながら…
未だにアレンに抱きついている咲…
其処に、血管を浮き出させながら神田が寄って来た。
「何?ユウ」
ベリッ
乱暴にアレンと咲を引き離した。
「ちょっ!ユウ何すんだよ。アレン~」
「うるせぇー」
「やだやだ!離せ」
首の後ろを捕まえられている咲は身動きが出来ない…
「ユウ…『離せ』」
言霊を使ったため、直ぐに神田は手を離した。
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