第5夜
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着くと小さい子を渡そうとしていた。
その子は涙を流し、行きたくないと母親に訴えていた。
その子に手を伸ばした神。
瞬歩で移動し、その子を抱えた。
「お前!何してる!神様の前で」
「神様が本当に生贄を求めるでしょうか?これはアクマです。」
「何を言う。」
「貴方も人なら、この子を救いたいと思わないのですか?考えてみて下さい。その人達を連れてさがっていて下さい。これは神じゃない。ただのアクマだ!」
【ソウカ…お前エクソシストか…まぁ、良い…レベル3ニカテるワケがない】
「やってみなきゃ分かんないだろ?怪我をしたくないんだったらさがっていて下さい。俺を信じて…必ずこの街を平和に戻してみせます」
「お前たち…外に行くぞ」
「長老あのような者を信じるのですか?」
「飛翔…」
「お前…見なかったのか?あの揺るがぬ瞳を…まるで女神…行くぞ」
足音が遠くなっていくのを確認した咲
「わざわざ、待っていてくれたわけ?」
【後デコロした方がオモシロいダロ?】
「散れ 千本桜」
アクマのまわりに桜が舞い始めた。
「お前は俺が倒す!例え死んでもな…」
桜は刃となり、アクマに襲い掛かった。
【オマエ…なめてルのカ?俺はレベル3。コンナものナンテコトない】
鋼鉄な体をしたレベル3には傷一つなかった…
「そうか…お前の体は鋼の様に固いんだな」
【イマ頃気付いてモオソイ…俺ノ能力ハまだ見せテいなイ】
目を開くアクマ…
【コレが俺ノ能力…】
「何が?」
【まだ気付かないのか…】
アクマが手を動かすと、それを追うように咲の手も動いた。
「何だ?この模様」
咲の手には星の模様が浮かんでいた。
【もう、その手は動かセマイ…俺ガ支配シタ】
「どうやって」
【この目をイッコにタイシ一つ俺はアイテを支配デキる…お前は…アイテを間違えタ…】
(これじゃあ勝ち目がない…嫌あの目を潰す…)
「フッ…俺は勝つ…」
剣を構え、自分の筋肉と腱を斬った咲
【何?自分のコトをキルのか…】
「あぁ。俺は勝つ事だけを考えているんでな」
瞬歩でアクマの後ろに回り込み、目を全て潰した。
「これで、何も出来ないだろ…何も見えないんだからな…じゃ、もう逝け」
剣で真っ二つにし、破壊したアクマ…
その場に背を向け建物から出た。
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