｢咲か…｣










｢はい。あのお願いがあってきました。｣









｢何だ？｣










｢明日の昼…戦うのですが、刀を抜いて戦ってもいいでしょうか…これは、俺のプライドに関わる事なのです…許可をいただけないでしょうか｣









｢うむ…許可するが、その戦いで隊長と戦ってもらいたい…｣










｢喜んで…では、隊長と戦う時のみこのﾌﾞﾚｽを外します。｣










｢よかろう…では、明日の昼…楽しみにしている｣










｢では、失礼します。｣










頭を下げ、出ていった。









｢お待たせ｣










｢あぁ…何だって｣










｢良いって。後隊長と戦うんだって。｣










｢そんな事したら…｣









｢大丈夫だって…救護班の所に行ってサラシ貰わないと…乱菊さんは返してくれそうにないからな｣










｢そうか…｣










サラシを貰った。















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