第4夜
夢小説設定
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近くにいった。
「何やってんだ!」
その怒鳴り声は先刻の男だった。
手を上に振り上げ、転んでいる相手を殴ろうとしていた。
刹那
咲は飛び出した。
その手を掴み上げ、一本背おいをした。
「ギャッ」
「おい。さっきといい、今のこの事といい…いい加減にしろ。これ以上痛い目にあいたくなかったら消えろ…」
「お前こそ…何なんだ?さっきっから偉そうに…ヒョロイくせに」
「ヘー、俺が弱いと…そう言いたいわけ…地獄…見てみるか…」
妖艶な笑みを浮かべた。
「…勝負してみるか?手加減はしてやらない…明日の昼…仲間は何人でも連れてこい…」
「負けるのはお前だからな」
そして、男はその場から居なくなった。
「おい、大丈夫か?そんな所に座ってたら怪我するぞ?ほら、掴まれ」
「あ、ありがとうございます。ぼくの名前は山田花太郎です」
「咲…宜しくな」
「宜しくお願いします。これ…どうしよう」
「触んな…『再生』中身は戻せないけどな」
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
「お礼はいいから、仕事に戻った方が良いんじゃないかな」
「あ、はい…」
元に戻った瓶を抱え、走って行った。
「冬獅郎、お願いがあるんだけど…元柳斎様の居る所に連れて行って欲しいんだけど…」
「何の為に?」
「明日の昼…戦うだろ!だから、刀を抜いていいか…許可が欲しいんだ…」
「分かった…着いて来い」
「有難う…」
扉には一という字が刻まれていた。
「俺は外で待ってる」
「了解」
ギィィィィィィ
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