第4夜
夢小説設定
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(此処何処?)
所謂迷子という奴です。
目の前を沢山の人が歩いて行く。
「あのー。」
「あ゛ぁ゛?」
「十番隊の執務室って何処ですか?」
「あんた、可愛いな」
手首を呆気なく掴まえられた。
「離して」
同時刻…
ガチャ
「居ない…まだ、暖かい…そう遠くには行っていないはずだ。ここらへんはガラの悪い奴ばかりだ…くそっ」
自室を飛び出した冬獅郎…
(何処だ?咲…)
「離せって言ってんだろ?痛い目見たくなかったらとっとと失せろ。」
「何だと?」
「おい…何してる?」
「日番谷隊長…(汗)何でもないです」
その場から猛ダッシュで逃げて行った。
「冬獅郎…?」
「お前何勝手に居なくなってんだ。どれだけ心配したと思ってんだ?」
「冬獅郎…汗でびっしょりだよ?」
「俺の事なんか別に良い…何で居なくなった…」
咲の腕を引き、抱き締めた。
「御免なさい…心配してくれて有難う…(笑)」
今度は咲が冬獅郎を抱き締めた。
「////そんな事を聞いてるんじゃない…何故居なくなった。鍵が無いのにどうやって閉めたんだ」
「勝手に居なくなったのは悪いけど、理由は私情により……」
「取りあえず、執務室に行くぞ」
「はいッ」
今は廊下を歩いている…
早足で…
バンッ
「俺の勝ちだ。何故鍵が閉められたか言え」
「うっ…身長的にも絶対負けないと思ったのに…言いますよ…言霊ですよ…じゃ、紙下さい。『浮かべ』『破れろ』『再生』てなかんじ」
「本当に元に戻った」
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