第3夜
夢小説設定
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咲は一週間この世界に留まる事になった。
「此処が執務室…」
「俺は一週間何をすればいいんですか?」
「隊長に聞かないとわからないわ。とりあえず、椅子にでも座ってて。お茶入れてくるわ」
「有難う御座います」
「はい、どうぞ」
「いただきます」
コクン
「美味しい」
「良かった」
ガラッ
「隊長」
「ヤッ!」
「咲…何で居る…」
「俺一週間何すればいいんだ?」
「特にない…」
「暇…(泣)」
「何泣いてんだ」
死覇装の裾で、咲の涙を拭った冬獅郎…
「冬獅郎さんが優しい~」
抱きつこうとしたが、交わされてしまった。
「よっ」
咄嗟に地に手をつき、体制を整えた。
「流石にキツいな…手捻ったかも…小さい隊長のせいで」
右手首を振り、冬獅郎を軽く睨んだ。
「なーんちゃって。運動神経が良い俺が怪我なんかすると思うか?」
「咲(怒)!!心配かけてんじゃねー」
「ごめんなー」
平謝りして誤魔化した咲…
「本当に痛いんでしょ」
乱菊が咲の右手首を握った。
「痛っ!乱菊さん…知ってるんなら手加減してよ…(泣)」
「ごめんなさいね(笑)」
「咲…本当だったのか!?」
「あぁ…うん…心配かけたくないしね(笑)」
咲の手首を掴み、部屋を出た。
「ちょっ…冬獅郎さん?」
そのまま引きずられるように連れて行かれた…
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