第1夜
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何時もと同じく、起きて、学校行って、友達と騒いで、家に帰って…
こんな風に普通の人と変わらない日々を過ごして来た神桜 咲…
今、その娘が学校に向かって走っていた
「遅刻ー!!ヤバイ、ヤバイ」
校門が目の前に見えてきたが、風紀委員が閉めようとした
「やべっ」
あと数㎝で閉まるという所で地を蹴り、門の上を通り越えた
見事着地をした
「セーフ」
「セーフじゃないですよ!何でこんな人が成績優秀なのよ!毎度毎度私より上で…」
「すいません。俺行くんで」
にこりと笑いをこぼすと相手もその笑顔にやられて、何もいえなくなった
そして、靴を履き替える為に靴箱を開けると中からは数えきれないほどの手紙の量…
「はぁー捨てたら可哀想だし、教室持ってくか」
下に落ちている手紙をかき集め抱えた
「ふぅー」
階段を登り、教室の扉を何とか開ける
「おはよー」
「「「おはようございます」」」
「敬語はやめろよ」
「ですが、」
「も、いい」
ガタンと音を立て椅子に座り、手紙を机の上に置いた
「はぁー」
「溜め息ついてどうしたの」
「あぁ、志穂か。何でもない…ただ、敬語とこの手紙とあの黄色い声をやめてほしいんだよ」
「無理だと思うよ。自分の容姿考えていいなよ?誰もが魅せられるんだから。その整った顔…綺麗な髪…透けるように白い肌…しかも、成績はいつも一番。運動神経抜群…まず、惚れないほうが難しいよ?」
「そんなの知らない」
「そんな事言うと、Dグレ貸さないよ?」
「えっ?(潤目)」
「///嘘だよ」
「良かった…」
安堵の息を吐いた
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