第2夜
夢小説設定
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大量のアクマの残骸とレベル2が三体居た。
レベル2はラビをどうやって殺そうか楽しみながら、考えていた。
「おい…」
【何だ?エクソシストがモウ一人】
「ラビに何した」
【コノ俺の槍で体を串刺しにしてやった】
「楽しかったか?」
【最高ダッタ】
「『苦しみながら死んでいけ』」
【何だ?これ…】
アクマの下半身からボロボロと崩れていった。
「ラビ?生きてる?」
「ゴホッ…一応…な…泣くなよ…」
「泣いてない…」
「泣いて…るさ…なぁ…ゴホッ…抱きしめ…ても良いさ?手に…力…入んない…さ」
「絶対…駄目だ…死にそうな…奴が…何言ってんだよ…」
「だから…死んでも…後悔…が無い…ように…したいんさ」
「俺が…そんな事…させない…双天帰盾…私は拒絶する」
ラビの体を光りが包み込んだ…。
「何…さ?これ…」
「傷…治してんだよ…取りあえず塞がったから…行くぞ…飛翔。掴まれ…」
「何処に…さ?」
「首だ…首。締めるなよ?」
「そんな事…しないさ」
「しっかりつかまってろよ…俺も、お前のこと捕まえとくから」
地を蹴り、空高く飛んだ。
「何か…抱きしめられてるみたいさ…」
「バカ…完治したらいくらでも抱き締めてやるよ…」
「逆さ、俺が咲を抱き締めるんさ。力一杯…ずっーと」
「ハハ…期待してるよ…絶対…死ぬなよ?」
「死なないさ」
「もう少しだから、待ってて…ラビ」
「大丈夫さ…」
「嘘ならやめろ…そんな青い顔してんだから」
「見てたんさ?」
「あぁ…ずっとな」
「何か…変態みたいな事言ってるさ。」
「五月蝿い!変態じゃねー」
「わかってるさ…」
「なら良いけど…」
「咲…」
「何?」
「――――…」
「バカ…」
「酷いさ。」
(ユウには負けないさ)
「門番開けて…はやく」
門番は驚きながらも、直ぐに門を開けた。
「道開けろ…」
歩いていた人は、壁に張り付いていった。
「コムイ…台一つ用意しろ」
「どうしたんだい」
「そこのソファー借りるぞ。風よ、あの紙を片付けろ」
ソファーの上にラビを寝かせた。
「双天帰盾 私は拒絶する コムイ…これが終わったら、医療班呼べよ…ラビは血が足りてない…俺は力の使いすぎで倒れるから…頼むぜ」
「分かったよ」
「アクマはレベル1が200ぐらい…レベル2は25ぐらい…詳しいことは、報告書に書いて渡す…」
光りに手を添えて、意識を集中させている咲だったが、傷口を完全に塞ぎ終わると倒れた。
意識が遠のく中で焦った会話が聞こえた
「誰か医療班呼んできて。早く」
「はい!分かりました」
科学班の1人が走り去って行った。
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