第19夜
夢小説設定
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その二人の迫力に怯んだ。
「二人共落ち着いて…?」
「「落ち着いてますよ/るさ~」」
ジリジリと距離を縮める二人…
咲は苦笑いを零した。
「どっちのも着な「「着て下さい/欲しいさッ!」」」
「つっ~!二つとも着るよ!」
三人分のコートを着込み動きにくい状態だ…
「重いッ!眠いッ!死ねッ!」
最後の一言の意図が分からないけれどほっておこう
「ラビもアレンも…ウザイ」
小さく呟き前にのそのそと進んでいく
(動きにくいんだよ!本当に…重い。重い。ユウなら絶対しないのに。もしくは此奴等止めてくれるのに…)
「ハハッ!もう会いたくなってるよ」
小さく笑みをこぼした
そんな様子に皆頭にハテナを浮かべながら見ていた
(ユウ、会いたいよ‥)
泣きそうになるのを何とか止めた
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。心配サンキュー」
お礼を言い重い団服を着ながら歩き始めた
「本当に重い(怒)」
そう呟きながらアレンとラビを睨みつけた
横を歩いているアレンとラビは寒気を感じたとか
感じなかったとか…
暗い道を歩き続けてどれぐらい経ったか
仕舞いには階段まで…
「アレン、ラビ。この団服着てまさか登れなんて言わないよね?」
後ろから黒いオーラが出ている咲を見て頷き団服を受け取った
その二人の顔には汗が流れている
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