第19夜
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下に真っ逆様に落ちていく
「まじかよ…」
目を瞑り痛みを覚悟した
だが地面に落ちることは無く、ラビによって受け止められた。
ゆっくり瞼を開けると間近にラビの顔があった。
「ラビ、サンキュー」
その声に皆振り返った。
「「咲!死んだんじゃ?」」
「ま、色々あって無事生還しましたー。所でクロちゃんは?」
「ジャズデビと戦ってます」
「合体後か…あれはスタミナがあっても中々倒せないぜ‥二人の絆は普通のモノじゃない。時にはそれが欠点となるけどな。あいつ等はたまに自惚れをするからな」
フッと含み笑いをこぼした。
「ラビ、降ろせ。」
「嫌さ…死んだかと思ってたんさ」
横抱きされた状態だが、ラビを抱き締めてあげた咲…
ラビに降ろして貰うと後ろからがバリと抱き締められた。
「本当に良かったです」
「アレン…ビックリすんじゃん!いきなりすぎんだよ」
頭を撫でてやりながら言った咲の顔は満面の笑みだった。
「俺は今まで自分の命なんていらないと思ってた。この命で皆が助かるなら投げ出す気で居たんだ。それで皆が笑顔に平和で暮らせるなら…でも、違ってたみたいなんだ。皆が一緒に居て初めて本当の笑顔で居られるんだって。1人も欠けちゃいけないことを忘れていたんだ。だから、これからは死なない程度に自分の命と皆の命を大事に大切にしようと思う。」
ニコッと微笑んだ咲の顔は綺麗という言葉より可愛いという言葉の方が似合う
(((可愛いです/さ/ッス)))
「クシュン」
嚔をした咲にラビとアレンが団服を脱ぎ前に突き出した。
「大丈夫だよ?ちょっと雨で濡れただけだから」
「使って下さいッ」
「使うさー!」
二人はズイズイと前に歩み寄ってきた。
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