第19夜
夢小説設定
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神田の額にキスを落とし、何かを呟いた。
「ユウが向こうで呼ばれたら来れるから…行ってくるな」
「行ってこい」
咲は神田を抱き締めた。
―…行ってきます…―と小さく呟いて…
体を離した。
木に手をあてた。
「我は神の愛娘…私を必要としている世界への扉を開け」
木から光が出て、中心部が光っている。
「また後で会おうな」
その光っている木の中心部へ入っていった。
光っているのは表面だけで、中は真っ暗だ…
手探りで中に進んで行くと、一点の小さな光が遠くの方で光っている…
そこに向かって走っていき、飛び込んだ。
そこを出ると…
無重力のまま下に落ちていった
(初めてこっちの世界に来た時と同じだな…)
瞼を開け、下を見ると暗闇の中に4人が居た。
翼を想像すると、純白の翼が背中に生えた。
バサッという音と共に羽根が下に舞い落ちていった。
ラビが気付き、勢い良く顔をあげた。
「つっ…!」
翼を想像しているだけなので、ラビに気付かれたことに対して驚き翼が消えてしまった。
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