第2夜
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「私は神の愛娘…この世界を救うために力を解放する…万物を操る力を私に与えたまえ…。全ての国に居る神よ…我が願いを叶える為に力を授けたまえ…」
そして、目を閉じた咲…
咲の体の周りには目映いばかりの光が放たれた…
光が収まっていくのと同時に瞼をゆっくりと開けていった。
{頑張って戦いなさい。あなたの世界の為に…}
(はい。私の大切な仲間の為に…私の世界の為に)
「咲?どうしたんさ?大丈夫なんさ?」
「全然大丈夫だよ?心配ありがとうな」
「好きな子の為なら全然大丈夫さ」
「どうだか」
「本気さよ」
「じゃあ、ありがとう?(苦笑)」
「可愛すぎさ」
空中を槌で飛んでいるのにもかかわらず、抱き付いてきたためバランスを崩してしまった。
「ちょっ、落ちる…って落ちてるし!槌もーラビ何やってんの?バカでしょ!?飛翔」
背中から、純白の翼が生えた。
「天使さvV」
みほれているラビ …
「風よ。あのイノセンスを捕らえよ」
落下していくラビのイノセンスを優しい風が包み込み、咲の手に収まった。
「ちゃんと槌握ってろよ!無くなったらどうするんだよ」
「ごめんさ」
「取りあえず、このままイタリアに行くからな。手、ちゃんと握ってろよ」
「分かった…さ」
「とばすから、喋んない方が良いよ」
「えっ?」
翼を羽ばたかせ、イタリアにあっという間に着いてしまった。
「降りるから」
「う?分かった…さぁー」
地に足を着けた。
「んじゃ、はい。もう、手離すなよ」
「分かったさー。ありがとさ(笑)」
「あ、うん」
(そんな、いきなりニパッって笑うなよ…心臓に悪いな///)
「どうしたんさ?」
「何でも無い。てか、囲まれてる…」
「…そうさね…イノセンス発動」
「散れ 千本桜」
桜がアクマの周りを舞い始めた。
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